人気の美容オイル、食べて使ってアンチエイジング
「オイル美容」という言葉を聞いたことがありますか?美意識の高い女性の間で、今とっても話題の美容法で、オイルを食べたりお肌につけることで、健康できれいになるというものです。
人気ランキングの常連、ココナツオイルとチアシードも実は美容オイル
最近では、ココナツオイルやチアシードなどが、ダイエット効果が高いと話題になりましたね。これも、オイルの効果を利用しているんです。
「オイルは太るもとだから、食べないようにする」「ニキビや肌あれの原因になるから、化粧品はオイルフリーしか使わない」そんな風に、オイルを避けている方もいらっしゃると思います。
しかし、オイルの成分と効果の研究が進んだ結果、体によいので積極的に体に取り込みたいオイル、避けたほうがよいオイルがあることが分かってきました。
最近はネットでも店頭でも様々な種類のオイルを購入できるようになり、消費者がたくさんの選択肢の中から選べる時代になりつつあります。
人間の細胞膜には欠かせない脂分、アンチエイジングの観点からも、オイルはとても大事です。そこで今回は、オイルと上手に付き合って美しくなる方法をお伝えしたいと思います。
いちばんオススメ!現代人が積極的に摂取すべき美容オイルは「オメガ3系」
初めてオイル美容を試すなら、まず入手したいのが「オメガ3系」のオイルです。なぜ良いのか、どんな効果があるのかをご紹介します。
血液サラサラ、アレルギーを抑えるなど嬉しい効果
オメガ3系のオイルは、現代の日本人に不足しがちなα-リノレン酸を豊富に含み、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。
EPAは血液をサラサラにしたり、アレルギーを抑える効果があります。また、DHAは脳の働きを改善する効果が高く、具体的には、記憶力の向上や認知症の予防が期待できます。
オメガ3系の代表的なオイルと食品、上手な食べ方
オメガ3系オイルの代表的なものには、「えごま油」や「亜麻仁油」があります。
食品なら、魚類「サバなどの青魚に含まれる油脂」そして「チアシード」が良いでしょう。
1日の摂取量の目安は小さじ1杯くらい。えごま油や亜麻仁油は熱に弱いので、加熱せずにそのままサラダにかけたり、スチームした野菜といっしょに食べるなどを心がけてください。魚は皮に含まれる油分とコラーゲンに美容効果が絶大なので残さずに。
人気のチアシードは、ミネラルもオメガ3系オイルもたっぷり。「チアシードオイル」を購入してお料理にひと振りして食べても良いですし、粒のままヨーグルトやドリンクといっしょに頂くのもおすすめです。
美容オイルはオーガニックにこだわろう
購入するなら、天然の栄養が多く残っている未精製のものを選んでください。
天然オイルはとても繊細で酸化しやすくなっています。開封後は冷蔵庫で保管し、2〜3ヶ月で使い切るようにしましょう。
要注意!「オメガ6系」オイルの過剰摂取が、アレルギー、ガン、うつ病を引き起こす
反対に摂取しすぎないように気をつけたいのは「オメガ6系」オイル。
食品では、サラダオイルやマーガリン、ショートニングに多く含まれ、主な成分はリノール酸です。
このオイルは外食や加工食品に使われることが多く、外食の多い人は無意識のうちにオメガ6系オイルを過剰に摂取していることになります。このオメガ6系のオイルを多く摂取しすぎると、アレルギーの悪化や心臓疾患、ガンのリスクが高まると言われています。
少量であれば体に良いのですが、現代の食生活の中ではどうしても過剰摂取になりがちですので、意識的に避けることが大切です。
お料理に使うなら、熱に強い「オリーブオイル」と「ココナツオイル」
炒め物などの加熱調理をするなら、熱を加えても成分が壊れにくいオイルを選んで下さい。
オリーブオイルやココナツオイル、アボカドオイルがおすすめです。
いつものサラダ油に変えて使うことで、オメガ6系オイルの摂取量を減らすことができると思います。
万能な美容オイル「ホホバオイル」で全身スキンケア。肌のバリア機能を強化してトラブル知らずに
年齢を重ねると、お肌の機能が少しづつ低下してきます。
その原因のひとつに、お肌を守るバリア機能となっている「ワックスエステル」が20代をピークに減少することがあります。
ワックスエステルが減り、バリア機能が低下すると、お肌は外部からの刺激に非常に弱くなり、敏感肌の悪化を引き起こします。
そんな時は、ワックスエステルをお肌に補うことで、バリア機能を強化しましょう。
ワックスエステルが含まれる天然オイルは「ホホバオイル」だけ。オイルで美肌を目指すなら、まずはホホバオイルを入手しましょう。
顔はもちろん、髪、腕や足、爪など全身に使うことができます。
上質のワックスエステルで、うるおいを保ち、お肌の酸化を防ぎ、皮脂バランスを調整することができます。
ワックスエステルは食品から摂取することができないので、お肌につけることで補うようにしてください。
自然派化粧品のポリシーからも、ホホバオイル配合の美容オイルが登場
当サロンのケアでお使いいただいている「ポリシー化粧品」からも、ホホバオイルを配合した美容オイルが登場しています。
ブドウ種子オイル、ホホバオイル、ローズヒップオイルがブレンドされていて、角質の皮脂バランスを整えることで、お肌を守ってくれる他、潤いを与えてくれます。
こちらのポリシー「ゲルセレクト」は、30mlで12,960円です。
天然オイルは抽出に時間がかかるため、どうしても高価になりがちですが頼れる美容液です。
高いからといって、大事に大事に長期保存してしまうのは禁物。天然オイルはとても酸化しやすいので、買ったらどんどん使って、その素晴らしい効果をお肌に取り入れていきましょう。
アンチエイジングを目指すなら、希少性が高い「アルガンオイル」
「アルガンオイル」は、アンチエイジングにとても良い仕事をしてくれます。
アルガンオイルは、モロッコに生息する「アルガンの木」に成る実の種子からとれる大変希少なオイルです。乾燥が厳しい環境で生きるモロッコ女性は、古代からアルガンオイルを美容に活かし、美しさを保ってきました。
アルガンオイルには、美肌に欠かせないビタミンEや、リノール酸、リノレン酸がオリーブオイルの約10倍も含まれているほか、メラニン生成を抑制する成分が含まれていることが最近の研究でわかってきています。
とても軽い使い心地と浸透力が特徴で、しわ、たるみの予防にも効果的です。
アルガンオイルなら、マリアギャランの「エッセンスNo.2」がオススメ
アルガンオイルを試してみたい方にオススメしたいのが、アンチエイジング化粧品で有名な「マリアギャラン」から出ているアルガンオイル配合の美容液「エッセンスNo.2」です。
化粧水をつけた後に3滴、美容液として使ってください。手のひらであたためながら、しっかりお肌に浸透させます。乾燥による小じわやゴワつきを防いでくれます。
毎日使わないといけないわけではありません、肌がなんとなく元気がない、調子がいまいちだな、という時だけで大丈夫です。
お値段は2.5mlで3,000円(税別)となっています。試してみたいと思われたら、ご来店時にお声掛けください。
オリーブオイルは髪のパックとしても効果大
年齢を重ねたり、カラーやパーマを繰り返しすると、髪が細くなり、内部の細胞もカスカスになってきます。
すると、その空白に周辺の臭い成分が吸着してしまい、髪があっという間に臭くなってしまうことがあります。
そんな時は、オリーブオイルを髪につけて、しばらく置いてからシャンプーするオイルパックがオススメ。
とってもお手軽なのに、髪がしっとり落ち着きますよ。
ニキビと美容オイルに関係ってあるの?自分に合うオイルを探して、オイルと上手に付き合おう。
化粧品をリニューアルした後、新しいクリームを使ったら、ニキビや吹き出物ができてしまった、という経験はないでしょうか?
そんな時は、化粧品そのものが合わないというよりは、化粧品に含まれているオイルが体質に合わないという可能性があります。
クリームの基剤に使用するオイル分は様々でお肌にもたらす作用も多様。
クリームをひとくくりで「合わない」と決めつけずに自分にピッタリなクリームに出会う様色々と試してみて下さい。
成分も効果も様々ですので、自分に合ったオイルを見つけて、うまく美容に取り入れてみてくださいね。